腐色の瞳のクトゥルフ神話要素
よーやく手にいれましたですぜ、『腐色の瞳』!
検索で引っかかって存在だけは知っていたのだけれど、先日ようやく中古の同人ゲーム販売店で発見。
すぐさま回収し、プレイしました。
以下、簡単ですが紹介を。
……なお。スクリーンショットに四角い ■ ←こんな感じのノイズっぽいものが入ってますが、文章を読みやすくするために最初から入っているメッセージレイヤー代わりのようです。
Win95専用作品なので、技術的に仕方ない部分だったのかもですね。
武甕槌神(タケミカヅチ)や経津主神(フツヌシ)、天津甕星(アマツミカボシ)といった日本神話がベースになっています。
そこに、クトゥルー神話存在が1キャラ。
他にも少々クトゥルー神話要素が登場する、という感じです。
ゲームをプレイし、かつ添付のマニュアルを総合して考えると、フルート持ちの金髪女性キャラが「外なる神の従者=ニャルラトテップ」で間違いないようです。
ニャルは主人公の選択に影響を与えている模様。
『終ノ空』『斬魔大聖デモンベイン』などと続く、ニャル様を女体化の国産ゲームはこれが最初なのかもしれません。(単純な擬人化……というか、人間形態でいうなら、そもそもニャル様は『ナイアルラトホテップ』や『未知なるカダスに夢を求めて』などで人間の姿で登場しましたし)
ニャル様以外のクトゥルー神話要素は少しだけです。
旧支配者という単語。
『そは永久に横たわる死者にあらねど』の句。
うにょうにょ触手くんが少女を襲うという『ダニッチの怪』を意識しただろうイベントくらいでしょうか。
『腐食の瞳』をプレイしたい! と思っても中々見つからないと思われます。
存在を知り、探し始めてから出会えるまで一年半かかりましたから……。(東京なら出回っている数が多いと思われるので、サクっと手に入る可能性もあります。ちなみにプレイステーション版もあるらしく、コンシューマで発売されたエロ同人ゲームとしても話題になったようですから、そちら方面から探すのも手かもです)