エーテルの砂時計のクトゥルフ神話要素
■ 感想
当時にしては演出がすばらしいです。
お陰でバトルが格好いい……。
モノリスっぽいのがグルグル回ってビームを打つところなんて最高でした。
後、雪女の足がひたひたやってくる所は怖かったです。
キャラで良かったのは、まず江戸川さん。というか、江戸川さんの声優の中の人、緒方賢一さんなんですよね(笑)
あの独特の声でキャラを演じられると、それだけでなんか笑ってしまいます。 あと、ふう子とエーリッヒ・ツァンが面白かったです。
と言うか……主人公、じつはふう子なんじゃない? と思えるくらいメインヒロインよりもがんばってました。
■ クトゥルフ神話的感想
クトゥルフ神話要素を持つキャラや敵が複数いる……という感じです。(シナリオにも多く関わってきますが、全体的にがっつりクトゥルフ神話的雰囲気で満たされている……という感じではありません)
とは言え、神話用語がかなりの部分で使われています。神話用語が作中に出てくるだけでニヤニヤできる人は是非どこかで手に入れてください。
ハスター、ビヤーキー、クトゥグア、バルザイの円月刀などなど。特にウルタールの猫がばりばりシナリオに関わる作品なんて、他にありませんよ!
しかも、そのシナリオが中盤から後半、実に熱いですし。
・クトゥルー神話濃度:濃口