薔薇姫綺譚のクトゥルフ神話要素
■ ネタバレ込みのクトゥルー神話要素
『薔薇姫綺譚』はサイクラノーシュから来た神性と存在が関わっています。
上のスクリーンショットが具体的にサイクラノーシュというワードが登場するシーン。
18禁ゲーでクトゥルフ神話要素が出るとき、色々と隠さないとだめなのはあれですね……!
一つ目ですし、原形質ですし、不定形ですから、ショゴスっぽい描写なのですが、具体的な名前は無し。
産卵エロの時に、「子」ではなく「仔」と書いているのもクトゥルー神話っぽいです。
他にも、「赤い布のラテン語の本」とか、『沙耶の唄』を意識したような植物とも動物ともつかない存在の設定とか、「そうだ。おお、シリカの雪が降り、流体金属水素が流れる懐かしき我が故郷よ!」とか。(「そこは水ではなく水銀に似た流化性の金属が、測り知れない山の高みの肩部や峰からゆったりと流れでて、丘に囲まれる同じ金属液の湖に注いでいた」という『魔導師エイボン』の描写から採用されたと思われます)
他にも、クトゥルー神話要素っぽいものが少しだけありますが、あとはご自身でご確認ください。
シーン回想が14もある割りには同人ゲーらしく価格が安いので触手陵辱が好きな方は。あと、文章が凄くしっかりしているので、表現や描写そのものを味わいたい方も。
あと、メイン声優のかわしまりのさんは、『果てしなく青い、この空の下で…。』(完全版)の八車文乃さんの声優さんなので、そちらでも気になる人は。
こちらに体験版があるので、まずはそれからどうぞ。
● DLsite:『薔薇姫綺譚』
クトゥルフ神話濃度 : 薄口